2007年10月23日

伊万里トンテントン(佐賀県伊万里市)

伊万里神社の御神幸祭で、重さ550~600キロの荒神輿(あらみこし)と団車(だんじり)が市内のあちこちで激突する壮烈なケンカ祭り。日本三大けんか祭りの一つに数えられています。
 祭りは、南北朝時代の故事になぞらえ、荒御輿は楠木方の陸軍、団車は足利方の水軍を見立てたものとされています。二台のみこしは市街地を巡行し、約一時間おきに鉢合わせし、団車が打ち鳴らす「トン・テン・トン」の太鼓を合図に、がっぷり4つに組み合い、合戦絵巻を繰り広げます。
 最終日のフィナーレは「川落とし」。双方組み合ったまま川に落ち、上陸を競います。見ている方も熱くなる、勇壮な祭りで、 荒御輿が勝てば豊作、団車が勝てば豊漁とされています。
 市街地ではこの祭りに合わせ、市民による「伊万里秋祭り」も開催されます。メインになるものは、23日が子供による「わっしょいパレード」、24日が市内各企業や団体による「いまり総踊り」です。その他、伊万里太鼓や郷土芸能なども披露され、出店とともに伊万里はこの3日間祭り一色になります。  

Posted by なす at 17:33Comments(1)TrackBack(1)

2007年10月11日

不破八幡宮大祭

男神、女神の両みこしによる「神様の結婚式」で知られます。応仁の乱(1467―77年)を避けて中村に逃れた前関白・一条教房が、当時横行していた略奪結婚を戒め、結婚の神聖さを示すために始めたとされています。
 男神みこしは夏、結婚式に備えて四万十川で清められます。また不破八幡宮(ふばはちまんぐう)から見て、四万十川対岸に位置する一宮神社には「椎名(しいな)御前」「徳益(とくます)御前」「鉾名(ほこな)御前」の3体の女神がおり、結婚前日の「宵宮」に、くじ引きで花嫁を決めるのが習わしです。
 大祭当日、女神みこしは川舟に乗って八幡宮前の祭場に到着。「御旅」で市街地を練り歩いている男神みこしの到着を待ちます。
 両みこしがそろったところで、いよいよ「輿(こし)合わせ」の儀式。男衆に担がれた男神みこしが女神みこしの周囲を回る「角回し」が行われた後、みこしの担ぎ棒先端を3度、激しくぶつけ合い、めでたく婚姻が成立します。  

Posted by なす at 15:05Comments(0)TrackBack(2)